【補助金】マスク生産設備導入支援事業費補助金とは
概要
マスクの⽣産にかかわる事業者が、新型コロナウイルス感染症の影響により、国からのマスク安定供給のための増産要請等に応じ、製造ラインの増強、新規製造ラインの設置やマスク⽣産設備を導⼊しようとする場合、費⽤の⼀部が補助されるというものです。
対象となる事業者
国からの増産要請等を受けて、一般事業(製造機械の購入・設置、既存生産ラインの改善・改修)や先進的事業(業界標準的な生産設備に比べて優れている先端設備の導入)を行うマスク関連原材料メーカー、マスクの成形メーカー等のマスク⽣産事業者であること。
マスク生産者は、以下の1~7に該当しなければなりません。
1.日本に拠点を有していること。
2.本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。
3.本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分 な管理能力を有していること。
4.経済産業省からの補助金交付等停止措置又は指名停止措置が講じられている者ではないこと。
5.マスク生産事業者としてマスク関連原材料若しくはマスクを生産した実績を有していること。
6.経済産業省および厚生労働省が発出した「新型コロナウイルスに関連した感染症の発生に 伴うマスクの安定供給について」に基づき、マスク生産を行い当面の間国内向けのみ出荷すること。
7.国からの増産要請に応じ、かつ、更なる増産の早期実現を目指し、マスクの増産に必要な資材・人材等の体制を構築しようとしていること。
※コンソーシアム(共同)形式による申請の場合は、代表者が他のマスク生産事業者と連携して事業提案書を提出することとなります。
補助率(製造ライン毎)
一般事業(製造機械の購入・設置、既存生産ラインの改善・改修)
中⼩企業は、対象経費の3/4以内が補助対象となります。
⼤企業・中堅企業は、対象経費の2/3以内が補助対象となります。
補助額最大3,000万円(この場合の対象経費は、中小企業者が4,000万円、⼤企業・中堅企業が4,500万円)
※交付決定前に実施した事業についても、さかのぼって適⽤が認められる場合があります。
先進的事業(業界標準的な生産設備に比べて優れている先端設備の導入)
中⼩企業は、対象経費の3/4以内が補助対象となります。
⼤企業・中堅企業は、対象経費の2/3以内が補助対象となります。
補助額最大2億円
※補助額が3,000万円を超えた場合は、一律で1/4以内が補助対象となります。
先進的事業に該当するには、以下①②の要件に該当しなければなりません。
①マスクの製造・包装工程における製造設備が、成形から不良品検知、包装等一貫した設備であること。
②マスクの生産量・出荷するまでの早さが他社の製造ラインに比べて優れ、必要人数が少ない等、高性能の先端生産設備であること。
外部審査委員会を経て、最終的な実施内容、交付決定額は、経済産業省と調整した上で決定されます。
※交付決定前に実施した事業についても、さかのぼって適⽤が認められる場合があります。
補助対象となる経費
機械装置費
事業の遂行に必要な機械装置および備品、その他機械装置に関連した備品の製作、購入に要した経費であること。
※中古品の購入については、一定条件のもと、補助対象経費として認められます。
工事費
機械装置備品の製作・設置に伴う電気工事等に要した経費であること。
改善修理費
現状の増産機能強化のため、機械装置備品の価値を高める改造または耐久性を増す改造に要した経費であること。
その他経費
事業目的達成のため、特に必要な機械装置備品の加工等の外注に係る経費であり、他のいずれの区分にも属さないもの。
原則として、新型コロナウイルス感染症に係るマスク生産のために使用されることが特定・確認できるもの。
募集期間
2020年2月20日(木)~2020年3月11日(水)12時00分必着
補助金申請の前に、「事前着手のための届出書」の提出が必要です。
2020年3月2週目までにマスクの生産設備の導入等を行い、増産を予定されている方は、先行審査・採択が受けられます。
1.「事前着手のための届出書」の提出期限
【先行審査・採択を希望の場合】2020年2月20日(木)~2020年2月25日12時00分必着
【通常】2020年2月20日(木)~2020年3月6日(金)12時00分必着
2.応募書類の提出期限
【先行審査・採択を希望の場合】2020年2月20日(木)~2020年2月26日(水)12時00分必着
【通常】2020年2月20日(木)~2020年3月11日(水)12時00分必着